新型うつ病の症状とは|心を安定させる法則

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治療に周囲の協力が必要

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理解を深めることが大事

「新型うつ病」という病名は存在しません。うつ病は、症状や病気になる過程から「メランコリー型うつ病」、「双極性障害」、「非定型うつ病」、「気分変調症」に分けられます。なので、「新型うつ病」は、これらのうちの「非定型うつ病」および「気分変調症」のことを指します。しかし、この文章では「新型うつ病」の名称に統一します。最近の「新型うつ病」は、仕事中だけうつ病の症状が発症しやすいとされています。そのため、帰宅後や休日には活発に活動ができるという人も多いのです。しかし、新型うつ病にかかった場合、自分を責めるのではなく家族や身近な人間や勤務をしている会社に対して攻撃的な態度をとるような行動や言動が見られるようになるのです。また、休職しても同僚や会社に対する罪悪感を抱かないなどの特徴が見られます。「新型うつ病」は従来型のうつ病と症状が似ているため、区別をつけずに「うつ病」と診断される場合があります。しかし、従来型と新型は治療方法や対処法はまったく同じでありません。そのため、楽しいことがあると気持ちが盛り上がることや急な体重の増加、10時間以上の過眠などの症状が現れた場合、医師は従来型のうつ病ではなく、新型うつ病と診断をしています。また、従来型と区別をせずに「うつ病」と診断された場合は、家族が患者の状態をよく観察することが大切です。そして、変わったことがあれば細かく医師に相談をし、治療方法を決定する必要があります。「新型うつ病」の治療は、薬物療法に加え生活リズムを整える生活指導や考え方を整理するための心理療法で進められます。家族と同じ生活を過ごす中で生活のリズムを整え、体を動かすことで、疲労している心の状態の負荷を減らすことができます。ただ、「新型うつ病」は従来型のうつ病と違い、周囲の人間から病気と見られることがなく、詐病ではないかと見られることがあります。そのため、本人の心理状態が悪循環に陥り、患者本人は「自分のことが理解されていない」という感情が強くなり、治療に悪影響を及ぼすことがあります。そこで、周囲の人間は病気についての理解をした上で接することが必要です。患者は言葉に過敏になっているため、優しい言葉を選んでかけるようにして、本人の気力を奮い立たせるようにしてください。ただ、最終的には本人が人格的に成熟することで病気を乗り越えなければなりません。そのため、治療は長い期間が必要になります。病気になった本人が一番苦しいのだと、周囲も理解をした上で治療に協力しましょう。