新型うつ病の症状とは|心を安定させる法則

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うつ病が疑われたら

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従来型と新型のうつ病

うつ病は現代社会に多く見られる病気です。原因は大きな不幸を経験したり、日々に感じるストレスの蓄積であったり、身体的な要因など様々です。うつ病になりやすいタイプとしては、まじめで完璧主義の方といわれます。医学的には脳の神経細胞における情報の伝わり方に、何らかの異常が起こっていることが原因といわれています。もちろん日々の生活で気分が落ち込む時はありますが、うつ病の場合は2週間以上も気分が晴れることがありません。今まで興味があった事にも全く楽しめなくなってしまう症状も見られます。うつ病の発生を防ぐ、またその治療は社会的な問題となっています。厚生労働省によって2015年から義務化された、事業主による「ストレスチェック」もその対策の一つです。このように一般的に語られることが多くなったうつ病ですが、2007年頃から「新型うつ病」という言葉が使われるようになってきました。医学的には正式な病名ではありません。「非定形うつ病」や「気分変調性」と呼ばれる症状が一般的に「新型うつ病」と呼ばれます。一般的に従来型のうつ病と違う点ですが、一般的にうつ病になると1日中気分が落ち込んでおり、それが長期に渡ります。しかし新型うつ病では、例えば仕事がその原因の場合は、仕事を終えて帰宅してしまえば、落ち込んで気分はなくなり、通常の生活を送る事ができます。ですから、従来型とは異なり、自分の好きなことや趣味に対しては、楽しい感情を持って接することができます。この特徴は、社会生活において誤解を受けやすい点でもあります。体調が悪くて会社を休んでも、仕事に行かなければ普段通りに遊びに行ったりすることが出来ます。病気ではあるのですが、周囲からは「さぼっているだけ」と思われてしまう事があります。周囲の方は十分な理解が必要です。従来型にしろ、新型うつ病にしろ、大事なことはなるべく早く専門医の受診、治療をうけることです。自分自身で病気を自覚する事が難しく、うつ病だと自覚したくない、という気持ちもあるかもしれません。しかし、症状が悪化してからでは、それだけ治療に時間がかかってしまいます。心療内科や精神科など、専門の病院を受診するようにしましょう。今ではうつ病というのは決して珍しい病気や治らないものではありません。医師からうつ病と診断されたら、その指示に従い治療を行うことが重要です。今では様々な薬があります。また、会社には休職制度などがあることが多いはずです。これらを利用して、早めの治療を心掛け、しっかりと治すようにしましょう。